2020年10月27日 神戸地方裁判所尼崎支部第2民事部203号法廷で、午前10時30分より10時54分まで第1回口頭弁論が行われました。
原告 (荻野惠子さん) は出頭せず、原告訴訟代理人 平川良仁先生が出頭しました。
被告は、代表者代表取締役社長 中井祥視、傍聴席に取締役 中井陽子、社員1人が出頭しました。
裁判官1人、書記官1人でした。
裁判官のおっしゃったこと
- 被告は弁護士に相談、依頼をされてはどうですか。
- 被告は、原告が借地借家法11条に違反していると言われています。被告は、西宮簡易裁判所 平成23年 (ユ) 第11号の調停申し立てをして不調後、なぜ裁判をしなかったのですか。
- 被告は、原告の土地賃貸借契約書が借地借家法第23条3項で定める公正証書による契約書ではないので無効ですと言われていますが、契約書がないと、原告の土地に被告の建物が不法占拠していることになり、被告が不利になります。
- 次回は、原告が土地売買契約について書面を出してください。
提出期限は11月27日で、第2回口頭弁論期日は12月8日午前11時にします。
- 原告訴訟代理人 平川良仁先生は、立ち上がりながら、原告は、被告の帳簿を見せてもらっていない、と言われました。
この裁判のために、被告は 書記菅に言われた通り、原本の証拠を全て持参しましたが、裁判官は見せてくださいと一言もおっしゃらず、とても残念でした。